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ジョブズの誕生日に届いたMacBookAir

MacBookAir 13in.(MC504J/AのCTOモデル)が2011年2月24日に到着

昨年の2010年10月中旬にリニューアルされたMacBookAir。
オリジナルのMacBookAir(以降MBA)は13インチだけだったのが今回は11インチが新たに発売されました。
どちらもIntel Core 2 Duoプロセッサ(6MB共有二次キャッシュ・11インチは3MB共有二次キャッシュ)ですべてがSSDという驚くべきスペックです。
OSはSnowLeopard 10.6がプリインストール済み。

11インチのCPUは1.4GHzまたは1.6GHz Intel Core 2 Duoプロセッサで、13インチは1.86GHzまたは2.13GHz Intel Core 2 Duoプロセッサを搭載。

今回購入したのは2.13GHz Intel Core 2 Duoプロセッサ 256GB SSDです。

どちらも今では過去のCPUという位置づけですがチューニング次第でここまで速くなるのかという見本です。

速さを例えるとちょうどこれを想像してもらうと分かりやすいと思います。

バトンリレーで3人の選手がいる。
Core i5CPU君・メモリー君・HDD君のチームとCore 2 DuoCPU君・メモリー君・SSD君というチーム。
これらが同時にスタートしたとする。
Core i5CPU君とCore 2 DuoCPU君の速度は同時にスタートしてCore i5CPU君に引き離されて次のバトンを渡したメモリー君は同等の速度。
そして最後のアンカーであるハードディスク君とSSD君の勝負である。

それまでは何%という違いで引き離されていたランナーがここで一気に抜き去るのである。


最近のパソコンのCPUはデュアルやクアッドコアになってかなりのハイスペックになっており、メモリバスも高速になってきています。
しかしハードディスクは速くはなっているもののSSDの速度とは雲泥の差です。
このSSDを搭載したMBAは回転体の搭載していない初めてのAppleのノート型になりました。
(※初代MBAはオプションで搭載可能)

トラブルの大半がHDDやDVD(CD)ドライブが原因なのは、ノート型パソコンを使ってきた方なら一度は経験したことがあると思います。
そのトラブルの元凶であるHDDがSSDになったことで壊れる要素がひとつ減りました。
MTBF(平均故障時間)で10倍以上の開きがあるのでそういった意味でもSSDは安心です。

そんな素晴らしいスペックを88,800円という低価格から今回購入したCTOの148,800円の価格で購入出来るようになったのはとても素敵なことです。

OSをSnowLeopard10.6.8からLion 10.7.3に

2012年3月11日(Sun)

昨年の2011年2月24日にApple Storeから到着したMacBookAir(2010Late) MC504J/AのCTOモデル。
標準のCore2Duo 1.86GHzを2.13GHzにしたものです。

購入時のOSはSnowLeopard Mac OS 10.6でした。
これがなかなか快適なので今まで使っていたiMac 2007LateをSnowLeopardにしてしまったりで、今も快調で使っています。

2011年の7月に発売された新しいOS Lion 10.7は大幅な変更があったようで、BiND4が動かないなどの問題有でOSのアップグレードをするのは躊躇われました。

あれから半年以上過ぎてiCloudが発表され、iPhone 4などとの連携が図られてくると使いたくなって来ました。

OS 10.7 Lionの発表時はネットダウンロードのみだったので、価格の今まで一番安かったSnowLeopardの3,300円よりも更にお買い得の2,600円。

ネットダウンロードならこの価格も有りです。
なにせ丸儲け。

Appleの太っ腹なところはApple IDが同じならば3台のMacにダウンロード出来ること。
近頃じゃ1台じゃなくて2台3台は当たり前みたいに持っているのが多いんでしょうかね。

しかしコレクターな私はその後に発売されたUSBサムドライブというのをApple Storeで購入しました。

2010Lateに付いてきたUSBのOSインストーラです。

世の中の全ての人がネットに繋がっているわけじゃないというのはAppleさんは知らないわけじゃないだろうに、「ネットダウンロードだけです!」とはすごいとは思いましたね。

そんなわけでうちはネットダウンロードのほうが有難いんだけど、コレクションのひとつとしてUSBサムドライブを買いました。6,200円。
高いです。

いずれネット上からLionのダウンロードが出来なくなるのは判っているので、買っておかないとどうしようも無くなりますからいい選択だったと思います。

Lionよりも新しい次期OSのMountain Lion 10.8は遂にネットダウンロードだけだというアナウンスも有りましたし、これが最後のカタチをもったインストーラーなのだとしんみり。

以前の話になりますが、Tiger 10.4がLeopardになったときにはTigerを求める人が多くて、オークションでの価格がかなり上がったことがあります。
AppleのOSってそんなものなんですよ。

さて、本題。

新しいLionにしてよかったと思うところと悪かったと思うところ。
良かったこと:
○クラムシェルモードからデュアルディスプレイに戻すとき、一旦スリープ状態にしなくても良くなった。
その逆もスムーズに移行してくれる。

○メニューバーの文字がボールドになって老眼に優しくなった。

○Lion復元機能が内蔵された。

○iCloudでiPhoneやiPadとの連携が強化された。
※iPhoneで撮った画像がフォトストリームで自動的にiPhotoに転送されるのは便利。

○Launchpadで一気にアプリケーションを選択できるのはiPadなどのようで素敵。

○Safariなどの対応アプリでは終了しても開いた状態のWebがアプリを立ち上げるとそのまま残っているのは便利。(じゃない場合もあるが)

○iChatがAOLのアカウントとGoogleのアカウントで別のウィンドウだったのが統合された。

○Safariなどの画面の一部をMaginMouseで軽くタップすると拡大されるのは非常に便利。
※トラックパッドだと二本指でタップするのと同じ効果。

悪かったこと:
●遂にRosettaが無くなった。

●Specesも無くなった。

●FaceTimeがiPhone4からの呼び出ししても一瞬だけ呼んですぐに話し中になる。
※MacからiPhoneを呼ぶとちゃんと繋がる。

●フルスクリーンモードが導入されて対応アプリはフルスクリーンで使えるが、Winユーザーみたいで気持ちが悪い。(大きな偏見)

●今まではアクアのボタンだったのが囲み線だけになって味気ない。

●メモリの消費がSnowLeopardよりも多い。

●上記に関連することで、バッテリーの持ちが悪くなった。


いずれにしてもすぐに新しいOSには慣れるだろうし、古いものは忘れてしまうのが常なので、やはり新しいOSは良いなあってことになるのは判っています、ハイ。