「MGC製 コルト コンバット コマンダー .45 ブラックHW」

綺麗なリアルサイズのコマンダー.45がやってきました。

2009年12月20日にやってきたマルシン製のコンバットコマンダーを手に入れるひと月前にやってきた、とても綺麗なMGC製のコルト コンバットコマンダー.45がこれです。

11月20日(日)の朝10時、オークションを巡回してカメラやトイガンを見ていたときに見つけたMGC製のコルトコンバットコマンダー。
出品価格が安かったので目に止まったのですが、なんとこれに希望落札が・・・・!
「おっ、これって買わずに見逃したらきっと後悔するのではないか。」というヨダレ物の価格が付いていました。

在庫整理のため出品
MGC コルトコンバットコマンダーHW(ブラック・スモールカート仕様)の未発火、美品
取扱説明書、カートリッジは紛失、リアルサイズモデル取扱説明書とマルベリーフィールド製GM5用リアルカートリッジを同封。
たいへん古い製品、箱に入れての保管、メンテナンス程度の使用。
キズやへこみ等は見当たらず。


こんなコメントでした。
スモールカートなら発火性能は言うこと無し。ブラックHWだと外観はとてもリアル。
マルベリーフィールド製GM5用リアルカートリッジはダミーカートリッジと言って良いほどの出来で、飾るにはもってこい。

他の方に落札されないうちに希望落札額を入れてボタンを押していました。

落札してから、4日後の26日(木)にクロネコヤマト便で到着したMGC製のコルトコンバットコマンダーは新品と言って良いほどの綺麗なもの。

出品されていたときにはスモールカート仕様と書かれていたのですが、このブラックHWが出ていたときにはたぶんリアルカート仕様だったと思うので、もしかしたらリアルカート仕様のもので、カートリッジだけが紛失したものかもしれないと思いました。
これは後日に確認が出来ます。

さて、届いたコルトコンバットコマンダーの撮影をしておきます。
本体のグリップ内を見てもカートリッジをマガジンに入れて動作させたこともないような綺麗な状態でした。

最初にこれを落札した時には発火目的でしたが、こんなにきれいなコマンダーを見ると発火する勇気がありません。
困ったなあ。

リアルサイズカートリッジ用だったコマンダー

購入時のコメントに「スモールカート仕様」と書かれてあったのですが、これがどうも気になって寸法を測ってみたところ、やはりリアルサイズカート用のコマンダーではないかと確信しました。

写真は左側から 1.MGC製スモールカート(旧型)・2.マルベリーフィールド製.40S&W(45スモールカート互換)・3.MGC製.45ACPリアルサイズカートリッジ・4.マルシン製.45ACPプラグファイアカートリッジです。

<Font Color="#0000ff">Detonator</Font>

寸法を比較したところ、デトネーターにカートリッジを差し込んでセンターファイアの撃針がカートリッジの中心を押しこんだ状態にすると約3mmの凹みが出来ました。

このデトネーターにスモールカート互換の.40S&Wカートを入れてみたところ、撃針がカートリッジの中心を叩いて凹むスペースがほとんど無いことが判りました。


バレルにリアルサイズのカートとスモールサイズのカートを差し込んで比較した写真があります。
これで見るとスモールサイズですとバレルのエンドとカートリッジヘッドがほぼ面位置になりますが、リアルサイズカートを差し込むとバレルエンドの後端からカートリッジヘッドが2.1mmほど突き出します。


MGC製のコマンダーに限らずガバメント系のスライド側のブリーチヘッドはスライドから約2.2mm凹んでいるのが通例なので、ここにバレルエンドから突出したカートリッジヘッドが収まるようになっています。

つまりこのMGC製コンバットコマンダーはスモールカート仕様ではなくてリアルサイズカート仕様だと判明しました。

バレルにスモールカートを差し込んでみるとチャンバーの中でカートリッジが遊んでしまうのに対して、リアルサイズカートリッジですとほぼぴったり収まります。


エキストラクターとカートリッジの状態はリアルサイズカートリッジだとしっかりと保持しますが、スモールカートリッジを使うとスライドを引いてもエキストラクターにカートリッジのリムを保持出来ない状態でした。

結論:購入したのはスモールカート仕様ではなく、欲しかったリアルサイズのコマンダーだと判りました。

1月中旬に到着したマルシン製のコマンダーバレル。

バレルリンクの動きと距離を測ってみるとどうやらマルシンとMGCとはほとんど同じ距離だったので、もしかしたら利用出来るかも。

割れやすいMGCのバレルを使って発火することなど怖くて出来ません。
メーカーからはパーツの供給が無いし、発火するにはバレルは必要です。

その点、マルシン製のバレル供給は今のところ問題無し。
それにMGCのバレルよりも割れにくいと聞いています。

違いはバレルリンク部分の左右の幅の違い。これはマルシンの方が広いので削る余地あり。
次にカートリッジを導くためのガイド部分がマルシンには無いので、これをどうするか。

MGCのインナーフレームをスモールカートように変更したらフィード部分が付いているのでこれを利用する方法と、マルシンのバレルにカートリッジフィードを追加する方法があります。

さてどちらにしようか思案中。

決まったらその時に報告します。