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冒険映画に渦巻く深夜 似顔絵描きの酒場のツケは 海賊退治の船乗りジャック

トレッキングmotorcycle、HONDA ハンターカブ“黒髪のHONDA CT110”のお話。

subtitle『メンテせずに乗っているとこうなる』第2弾

2011年04月26日(火)

 
夜のこと。しばらく乗っていなかったCT110を引っ張り出して乗ろうとしたらランプ類が付かない。
CT110はフラマグなのでエンジンを掛けないとヘッドライトは点かないのだが、メーターランプやブレーキランプも点灯しない。
 
これってもしかしてランプ切れ?
 
バルブを外してみると案の定フィラメントが切れていた。
交換・・・6Vだぜ。これがまた無いんだわ。
一個切れだすと他のランプも続けて切れる。
 
調べるとメーターランプ・ハイビームランプ・メーター内のウィンカーランプ・ダブルフィラメントのテールランプが切れていた。
昼間はこのまま走行できるのでいつものMotoPowerまで走って行って切れているバルブの交換をお願いした。
問題はバルブ切れになった原因のバッテリーも交換をお願いしたが、もうHONDA純正の6Vバッテリーは手に入らないらしい。
 
止む無くYAMAHAのオートバイ用として出ているGS YUASAの6N4-2A-9を取り寄せてもらって端子部分をCT110のものと交換して使用することに。
バルブも6Vはすぐに手に入らないのですべて揃うまでCT110をMotoPowerに預けて帰った。

2011年05月12日(木)

バッテリー交換・バルブ交換・オイル交換を終えたCT110を受け取りに行く。
 
これでしばらくは快適に乗れるだろうと思ったのが大間違い。
 
またまだトラブルは続く・・・・・。

2011年10月27日(木)

奈良市柏木町にあるヤマダ電機までCT110で走って行った帰り道。
アクセルを開いても加速が悪い。
エンジンの回転は上がるのだが、スピードが上がらない。
そう思って走っているすぐ近くにMotoPower。
 
なかなかいい場所で調子が悪くなるもんだ。
すぐにMotoPowerに持ち込んで状態をチェックしてもらう。
 
木村さんがCT110に跨りキックしてエンジンをかけようとしているがキックアームが滑ってエンジンがなかなか掛からない。
「福井さん、これクラッチが滑ってますよ。」
「アヘッ???!」
 
また入院となった。

2011年11月4日(金)

クラッチ交換が終わったCT110を受け取って帰る。
これで話はまだ終わらない。

2011年11月16日(水)

サントリーBOSSのオマケのロータスコレクションを探しにコンビニをあちこちCT110で回っていて、どうもエンジンが吹けない。
というよりもアクセルをゆっくり開けてもバスバスボコボコパッスン!
 
騙し騙し走ってMotoPowerへ。
 
10月27日にCT110のクラッチ交換をしてもらう前からアクセルを開くとすんなりと加速してくれずに失火しがちだった。
 
以前にモトパワーの店長が「CT110のアクセルを開くときは一気に開かずにゆっくりとオープンにしないとガクガクするよ。」と言われていたので、そのことを守って走っていた。
 
それでも近頃はゆっくり開いても加速せずにマフラーから生ガスが吹いてそれに火がついてバックファイアしたり加速中にガクガクすることが多くなったのでモトパワーに持っていった。
 
「あの〜、アクセルを開くとあんまり加速せずにガクガクするんだけど。」と伝えたら 「そんなもんとちゃうか。」って言われた。
 
う〜ん、これは乗ってもらわんとあかんな。
 
DOCATIの修理をしている木村さんに無理やり乗ってもらってエンジンを掛けてもらい走りだすと「ガクガクッ!パッスン!」
 
「これ、変ですわ。」
「でしょ!だから変だって言っているのに。」
 
そんなやり取りのあとで「また預かります。代車は前と同じ脱臭剤みたいな名前のスクーターKIMUCO。
またバカっ速いスクーターを借りて帰った。
 
調子の悪い原因は電気系統だって。
ポイント・プラグキャップ諸々。
 
「ポイント使っているバイクは久しぶりだなあ。」と木村さん。
 
2日で修理が完了して11月18日に受け取りに行ってきた。
 
「原チャリスクーターより速くなった?」
「う〜ん、たぶん」
 
久しぶりにアクセルを開くのが楽しくなったCT110になったぞ。