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Panasonic LUMIX DMC-LX1


購入に至った経緯


2009年4月に購入したPansonic製のデジタルカメラLUMIX DMC-LX1。
これを買ったのは某製造業のご子息に社内を写した写真を見せていただいたのがきっかけ。

工場の現場を撮影したデジタル画像は今まで見たなかでちょっと優しくて温かみのある画像だったので気になってEXIFを調べたらLEICA C-LUX 2でした。
LEICAはとてもすばらしい。でもそれなりに高価格です。いいところはいっぱいあるのですが、やはり高い。棚から落ちてくるのを待ちます。
※C-LUX 2はPanasonicのDMC-FX30をベースにしている。

買ったのはLEICAへOEM供給しているPanasonic製のLUMIX DMC-LX1。※LEICAの場合はD-LUX 2
中古品です。カメラのキタムラさんで購入しました。

中古のショーケースでシルバーボディを発見

2009年3月30日(月曜日)
カメラのキタムラさんの中古ショーケースにPanasonic LUMIX DMC-LX1(以下LX1と表記)のシルバーボディがありました。

ケースから出してみせてもらったところ、小さいながらもペナペナ感はなく(ここ重要)レンズの張出しは大きいもののLEICA製のVARIO ELMARITレンズに惹かれて購入したくなりました。

でもボディの色がシルバーなのがね、嫌なんですよ。
気持ちを察したのか「ブラックボディが他店に無いか調べましょう。」と言ってくださったのでお願いしました。

しばらくして他店にほぼ評価が同じ状態のLX1ブラックがあったので、それを取り寄せてもらうことにしました。

LX1のブラックボディが到着

4月5日(日曜日)に取寄せをお願いして、到着したのは4月8日(水曜日)です。
割合に状態も良くて付属品の欠品も無し。
BODY No.はEP5GA01416 R
購入価格は¥21,800でした。

昨年末に購入したRICOH GX100にはオプションでSELF RETAINING LENS CAP「LC-1」があります。
GX100を買ったときはこれも同時に購入してすぐに使いました。
撮影の度にキャップを外す必要がないので便利この上なし。

LX1にもこれが付けられないかとレンズキャップを外した個所の寸法をノギスで測ってみると直径が45.6mm。
LC-1の内径を測ると46mm。
このレンズキャップはバヨネット取り付けのために4カ所に0.8mmほどの突起があり、これを含めると44.1mmです。

この突起を上手く削ってLX1のレンズ先端部分に取付け出来ればレンズの開閉に伴ってスプリングで開閉することが判りましたので、リューターを使ってこの突起を削ることにしました。
ノギスで測りながら徐々に削ってゆきます。

LX1のレンズキャップは2カ所の突起で外側から挟み込むようになっているので、LC-1の突起の外側を少し残すように削るのがコツです。

削りすぎると簡単にハマりますが、脱落するので削るのには注意が必要です。

ぴったりとフィットするように削ってLX1に取付けました。
ファイル 286-1.gif
※レンズの出し入れに連動してレンズキャップが動作している状態がこの写真です。


購入した翌日の2009年4月9日(木曜日)に宇陀市にある又兵衛桜を見にゆきました。

ちょっと空は霞んでいるけれど春らしい暖かい日です。

平日だというのに又兵衛桜周辺は人がたくさん出ていて駐車場を探しながら撮影したのがこの写真です。

広角と望遠の2カット。


広角の6.3mm(35mm換算で28mm)だと周辺部に少し歪曲収差が見られます。(樽型になる収差)

標準10mm(35mm換算で44mm)から望遠25.2mm(35mm換算で112mm)にすると歪曲収差はほとんど出なくて綺麗な画像になります。

パープルフリンジは?


続いてのテストは逆光下での描写、パープルフリンジのテストです。

広角6.3mm(35mm換算28mm)

望遠25.2mm(35mm換算112mm)


広角6.3mmと望遠25.2mmで撮影して絞りはどちらも開放値です。
但し、開放絞り値は広角側はF2.8ですが、望遠側になるとF4.9になります。

気になるパープルフリンジはほとんど出現しません。
柔らかな光の回り込みがあるだけでとてもきれいな描写をしてくれるレンズです。
(DC VARIO-ELMARIT)


2012年2月24日
兄の家に嫁いでゆきました。